ニューヨーク在住のウェイト・ウェイブスターが1832年に、靴底にゴムを張った靴の特許を所得したのが始まりだったとされている。
スニーカーという言葉
語源としては英語の"Sneak"(忍び寄る)から派生している。靴底の堅い革靴と違い、柔らかい素材でできたスニーカーを履けば、後ろから静かに忍び寄ることができるということから名付けられた。1916年、Keds社が販売の段階で「静かなクツ」ということをセールスポイントにし、そのキャッチフレーズの一部から産まれたものである。
この「忍び寄る」イメージを嫌い、良識ある「オトナ」はこれらを「テニスシューズ」と呼んだ。もちろんハードコートでのテニスにも、スニーカーは(当時のものと比べ)最適な靴であった。英国人は、このスニーカーを「トレーナー」と呼ぶ。
スニーカーが流行しだしたのは、1970年代後期のことである。それまで若者は、キャンバス地や堅い革のスポーツシューズを好んで履いていたが、一気にスニーカー一色となった。きっかけとしては、アメリカでNBAが1976年にABAから4チームを迎え入れ、それを機に各靴メーカーが大々的にマーケットを広げたことが挙げられる。
スニーカーがスポーツと最初に結びついたのは1896年のアテネ・オリンピック前後。
現在まで継続して存在するスニーカーで最古のモデルは1917年に誕生したコンバースオールスター。当時は完全な純粋競技用であり、コート外のゴム靴とは明確に区別されていた。